味噌づくり3日目。
さあ、いよいよ仕上げの日。
この日は8組の参加です。
前日にお布団をかけてねんねこした味噌玉さん。
いやぁ。
素晴らしく真っ白。
麹菌さんがよく成長していること。
すごいね。
この真っ白になった味噌玉を平たくして真ん中をくぼめて、
そこへ先日の大豆の煮汁をどぼどぼ入れます。
そして一袋残しておいたお塩(1.5キロ)も一緒に。
そうして、その周りをみんなで囲んで、手を伸ばし、
真ん中の煮汁と塩麹と味噌玉を混ぜ合わせていきます。
こねこねこねこね。
こねこねこねこね。
みんなの手でこねこねこねこね。
一通り混ざったら、 自分の方へこねこねしたかたまりを寄せてきて、
今度は真ん中へ積み上げていく。
真ん中に小山ができたら、周りの人たちも場所チェンジ!
小山のてっぺんから下にかけて、両手で縦に削ぎ取るように持ってきて、またこねるこねる。
この作業を3回繰り返してこねこねは終了〜〜〜〜〜!!
私は弦汰を抱っこしていたらちょこちょこと片手でこねたくらいでしたが、
この作業をずっとやっていてくれた方はもう、結構ないい運動ですよね。
ありがとうございます。
みんなでやるからこそできるものです。
感謝感謝。
こういう単純だけど繰り返す作業って没頭できていい時間だったりもしますよね。
味噌こね瞑想だ。
たくさんの手でこね上がったものを今度は赤ちゃんの頭くらいに丸めます。
そして…
底に振り塩をした容器に空気が抜けるように愛情たっぷりに叩きつけて…
一番上にも振り塩。
その上から障子紙を敷いて、ホワイトリカーをどぼどぼどぼ。
内蓋と重石(2.5キロくらい)をして…
出来上がり〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
今回は容器に入れる作業を全て子どもたちがやってくれました。
大人がやる隙もないくらいにみんな積極的にどんどんどんどん。
入れるだけだと空気も入ってしまうので、
合間合間に大人が押して空気を抜きながら…。
かわいいこと。
たくましいこと。
成長したこと…。
去年は容器から頭がやっと出てのぞきこむのが精一杯で、
大人が叩き入れている姿を眺めていただけの彼らが、
今年は味噌玉を持って中へ入れてくれているんです。
うーん。
すごいなぁ。
成長。
そして、こうして同じ作業を毎年できることのありがたさ。
面白さ。
空気を抜くのにグーっと押すのも自分たちでやりたがってやってました。
こんなにお手伝いたくさんできるようになったんだねぇ。
またまた格別なお味噌が熟成されてできあがりそうですね。
楽しみ。
子どもたちの天真爛漫なパワーがたくさんだからね。
考えただけで元気になれる。
今年もまたえいちゃん家で熟成します。
大きな容器で仕込む方がやっぱり美味しさが違うみたいだからね。
よろしくお願いします。
そして、お味噌つくりと並行して、なんとお豆腐作りもしてくれました!
大豆3キロで一釜分。
大きなお豆腐が12丁分できるんです。
○一晩水に浸けておいた大豆を生のまま水と一緒にミキサーにかける。
○その液体をお釜でぐつぐつ。
泡が立ってくるからその泡を消すために米ぬかを入れます。
○ぐつぐついっぱいいってきたら、ザザザーと漉して、絞る。
○おからと豆乳ができて、豆乳ににがりを入れてしばし待つ。
○固まってきたら枠に入れて重石をして、しばらく待つとできあがり♪
○小さなお風呂に井戸水をはってその中にお豆腐を泳がせていました。
おいしかった〜!!
真っ白で余計な味がしなくて大豆の味を堪能。
豆乳ににがりを入れて型に入れて固める前の
“おぼろ”もお醤油をちょびっとたらして絶品でした。
子どもたちは豆腐から出た水でできた水たまりでべちゃべちゃべちゃんちゃん。
楽しいよね…。
またまたお茶っこいただいて、椎茸ごはんののりまきと菜花のおひたしまで。
美味しかった〜。
そして帰りには、お豆腐とおから、りんごや菜花もお土産にいただいて帰ったのでした
本当に感謝感謝感激です。
お天気にも3日間ともに恵まれて、
1日目の時点ではまだ咲いていなかった桜も3日目にはかわいいお顔をのぞかせてくれていたとさ。
あとは10月頃までお楽しみ。
どんなお味になるだろな?!
手作り味噌を仕込むのは今年で4年目。
いろんな仕込み方を勉強させてもらって、
少しずつ“私の仕込み方”を作り上げていけたらいいな。
自分で作った大豆で仕込むのは2年目。
また今年も大豆作りたいな〜!!!!
とりあえずは黒豆をたくさんいただいたので、
ちょっと周りで話題の黒豆味噌づくりやってみます♪
なにやら黒豆の黒い成分のためか独特の味になるとかならないとか…
まずはやってみよう!
なんでもやってみりん!!
ありがとうございました。